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SAカレッジ22年度 コースⅠ 第2回月例会 質疑セッションがありました

2022年05月17日

村田 裕之 特任教授「シニア市場とスマート・エイジング・ビジネス①」

 

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2022年5月17日、SAカレッジ22年度コースⅠ第2回月例会 質疑セッションが開催されました。

講師は、スマート・エイジング学際重点研究センター 企画開発部門長、東北大学ナレッジキャスト常務取締役、村田裕之 特任教授。講義テーマは「シニア市場とスマート・エイジング・ビジネス①」でした。

質疑セッションは、予め講義を聴講された参加者から質問していただき、講師にその場でお答えいただくというものになります。

村田先生の事前講義の中で「シニアの3つの負(1.健康不安 2.経済不安 3.孤独不安)を3K不安と呼んでいるが、この3つの負を解消するものが、商品になりやすい」と仰っていました。質問セッションでは、どんな時に健康に対する意識やモチベーションが上がったりするのか、ITリテラシーのギャップを考えたサービスはあと何年くらい必要なのか、など多岐にわたり、各社それぞれ持つ課題へ、村田先生ならではのアドバイスをされていました。

セッションの最後に「シニアマーケットは、多様性がありとらえにくいが、定番的に需要のあるところもある。3K不安や商材によっても狙いは変わっていく。ここ2年半ほどコロナで悪い状況の中、このGWは解放型消費があった。次の変異株が来たらまた在宅で宅配などの消費が増えたりと、こういったサイクルが続くのではないか。コースⅢで感染症のトレンドを聞くことは、この波を見極めていくうえで大変参考になるだろう」といったお言葉がありました。

次回、コースⅠ第2回月例会は、瀧 靖之 教授になります。16万人分の脳画像をみている瀧先生のお話、楽しみです。
 

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講義の参考資料

 

予習教材