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ボールウェーブ、東北大学、豊田合成が新型コロナウイルスの高速センサを共同開発  ―エアロゾル中のウイルス直接検出を目指す―

2022年02月17日

環境空気中のウイルスをモニターする機器の開発を目指す

 

blog2202172月24日開催コースⅢ第11回月例会にご登壇の赤池先生の研究成果プレスリリースです。月例会でも「呼気オミックスと未来型医療:ヒューマンエアローム事業の創成」という講義名でお話いただく予定です。

【発表のポイント】

  • ボールウェーブ株式会社(本社:宮城県仙台市、代表取締役:赤尾慎吾、以下、「ボールウェーブ」という。)は、国立大学法人東北大学大学院医学系研究科(以下、「東北大学」という。)および 豊田合成株式会社(本社:愛知県清須市、社長:小山享、以下、「豊田合成」という。)と共同で、「ボールSAWウイルスセンサの原理検証に関する研究」に取り組んできました。
  • 本共同開発は、空気中のエアロゾルに含まれるウイルスを抗体やアプタマー注1により捕捉することで、秒オーダーの短時間でウイルス濃度を測定する新原理を確立し、これまで最速のウイルスセンサを開発することを目標としています。
  • このたび、エアロゾル中の新型コロナウイルス由来のタンパク質を1分以内に捉えることに成功しました。
  • 患者さんの呼気からウイルスを検出する診断機器に限らず、飲食店、公共交通機関、大規模集客施設、一般家庭等の環境空気中のウイルスをモニターする機器の開発を目指します。将来的には情報通信機器に搭載して、ウイルスの拡散状況を実時間で可視化するシステムを開発できる可能性もあります。

 

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