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クラブツーリズム 旅と人生を楽しむ スマート・エイジング術 第21回

2022年06月06日

コロナ禍で身に着いた習慣行動を変えるには?

 

SNS0606-2シニア向け旅行サービスNo.1のクラブツーリズム東北大学ナレッジキャストとのコラボによる「旅と人生を楽しむ スマート・エイジング術」の連載第21回が公開されています。『コロナ禍で身に着いた習慣行動を変えるには?』と題した今回は、その習慣行動を変えるには、どうするのがいいか、というお話です。(以下抜粋)

 

クラブツーリズムが今年3月に会員の皆さん向けに実施したアンケートに「コロナ禍の2年間を振り返って、どんな変化がありましたか」という設問がありました。その回答の上位は次の通りです。


1.外出機会が減った
2.太った・体重が増えた
3.テレビやYouTubeを見る時間が増えた

1の理由として最も多いのは「旅行に行けなくなったため」です。クラブツーリズムの会員さんなので当然ですね。また、旅行以外に「外食機会」や「グループでの食事会」が減ったという意見も多く見られました。さらに、外出を控えた理由として「持病(基礎疾患)がある」を挙げている場合もありました。基礎疾患があると重症化リスクが高くなるという認識が広まっているためと思われます。

「2.太った・体重が増えた」理由として多かったのは、「ビールやワインなど家での酒量が増えた」「お菓子など甘いものを食べる機会が増えた」です。例えば、ビール会社は業務用需要が減ったため、家飲み需要を喚起するためテレビコマーシャルに注力しました。「3.テレビやYouTubeを見る時間が増えた」にあるようにテレビを見る時間が増えているため、影響を受けやすくなったとも言えます。また、旅行機会が減ったため、旅行で出費する代わりに少し高価なデザートなどを購入したという人も多いようです。

 

実はこれらの回答上位3つは、既に公表されている他の調査結果(連載第11回「スマート・エイジングでウィズコロナ時代を生き抜く方法」で紹介)と同様で、目新しい結果ではありません。ところが、今回のアンケート結果で気になった点があります。それは自由コメント欄に「外出がおっくうになった」「出かけるのが面倒に感じる」「何をやるにも面倒くさいが先に立つようになった」といったコメントが非常に多く見られた点です。こうしたコメントは、「意欲」や「やる気」の低下を表しています。


原因として第一に考えられるのは、「認知機能が低下」したためです。

運動不足や会話不足は大脳の前頭葉にある意欲の中枢の機能低下を促します。また、連載第11回で説明の通り、テレビやYouTubeを見る時間が増えると大脳の前頭前野に抑制がかかり、習慣化すると認知機能が低下します。

 

原因として第二に考えられるのは、外出しないことが「習慣行動化」したためです。【第19回】健康管理を続ける秘訣で説明の通り、目的行動の繰り返しによって、その価値は私たちの脳に「学習」され「記憶」されていきます。コロナ禍での「ステイホーム」という目的行動が繰り返された結果、外出しないことが「習慣行動」となり、無意識的に選択するようになったのです。では、こうした「外出がおっくう・面倒」を切り替えるにはどうすればよいのでしょうか。(後略)

 

このあと先生は、「外出がおっくう・面倒」を切り替えるために、「意欲」や「やる気」を高めるための行動など、二つの対策をすすめられてます。

続きは下記リンクよりご覧ください。

 

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第21回「ウィズコロナ時代に旅と人生を楽しむスマート・エイジング術」