世界各国で高齢人口が増える中、家庭で誰でも簡単に脳の活動を測ることができる超小型脳センサーを開発。任天堂のゲームの監修で「脳トレ」ブームを巻き起こした東北大学川島隆太教授がCTOとなり、センサーと連動したスマホアプリで脳のトレーニングプログラムを一般向けに提供している。 光で脳活動を計測できる技術と「世界最小・最軽量のセンサー」はあらゆる業種の企業から注目を集め、健康・医療分野はもちろん、マーケティングや商品開発、幼児教育から企業の働き方改革までさまざまなニーズに合わせて活用が進んでいる。(後略)
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Neu(ニュー)とは
東北大学加齢医学研究所 川島研究室の「認知脳科学知見」と、日立ハイテクの「携帯型脳計測技術」が融合。東北大学と日立ハイテクノロジーズ、株式会社NSD、東北大学ベンチャーパートナーズ、七十七キャピタルの出資で、新会社「NeU(ニュー)」が2017年に誕生しました。
東北大学+日立ハイテクによる脳科学カンパニーであるNeUは、「脳科学でQuality of Lifeの向上に貢献する」をミッションに、「脳科学の知見と技術を軸に、社会のさまざまな分野で人に フォーカスしたソリューションを展開し、脳科学の産業応用をめざしていきます。私たちの脳科学は、人に寄り添い、人を知ることを大切に、そして、人々の Quality of Life の向上に貢献していきます」と掲げています。
NeUが提供する脳科学ソリューション
これらの脳科学ソリューションで、さまざまな共同研究の事例があがっています。
1.研究用機器:NIRSハードウェア&システム
20年以上に渡る技術開発により、日常に近い環境で脳活動を計測することができるウェアラブルなNIRS(光トポグラフィ)を提供。
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2.企業向けコンサルティング サービス:ニューロマーケティング・感性評価
ヒトの無意識的・直感的な反応を計測し、活用するニューロマーケティング。脳活動を可視化する独自の技術を軸に、マーケティング領域の改善・支援。
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3.脳を鍛える:ブレインフィットネス
脳の健康維持において、脳活動を可視化し、脳のトレーニング効果を高めることは大切である。日常で使える小型の脳活動センサーを活用し、科学的根拠に基づいた商品・サービスを提供する。
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4.脳活動=働く力:働き方改革 脳科学ソリューション
社会は脳の集合体。脳科学に基づいた改善施策の提供など、ヒューマンオリエンテッドな「働き方改革」を支援する。
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