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吉田 浩 教授がNHKニュース「おはよう日本」に出演されました

2022年06月15日

6月15日放送 NHK総合 おはよう日本 特集「投票しないと損!? 専門家が“お金”に換算」に吉田 浩 教授が出演されました

 

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SAカレッジの講師でもあり、経済学研究科 高齢経済社会研究センター、スマート・エイジング学際重点研究センター 加齢経済社会研究部門長、吉田 浩(よしだ ひろし)教授が、6月15日放送 NHK総合「おはよう日本」の特集「あなたの1票いくらの価値?」に出演されていました。選挙における高齢世代と若い世代の投票率の違いに着目。社会保障費の世代間格差の広がりについて、統計上の仮説で若い世代が気付かないうちに損をしていると、吉田教授ならではのコメントされてました。

 

福祉と経済は水と油か?

吉田教授のご専門である加齢経済学は、高齢社会について経済学の観点から分析、特にその中でも社会保障や福祉制度の設計は大切な分野とされています。経済学は効率性を追求するので、その知恵をうまく福祉に当てはめて、「同じ予算で恵まれない人々をもっとたくさん助けてあげることはできないだろうか」と考えることになります。福祉の熱いハートを経済のクールなヘッドで進めて行くのが福祉の経済分析の大事な考え方です、と吉田教授は述べられています。(加齢経済学についての詳細は下記リンクよりご覧いただけます)

医療や福祉や少子化対策も経済学で<研究室からの手紙より>


高齢経済社会研究センター

また、吉田教授は高齢経済社会研究センター長もされています。こちらは、高齢経済社会及びそれに対応した公共政策について先端的な研究を行い、 高齢化の進行に伴う諸問題に適用して問題解決に資するとともに、その成果を広く社会貢献・教育等にも 活用することを目的として、2015年4月1日に設立されました。こちらのサイトには「日本の子ども人口時計 2022年版」というデータサイトがあります。2022年4月20日に総務省から「年齢(5歳階級),男女別人口,令和4年4月1日現在(概算値)」(総務省(2022))が公表され、「2022年4月1日時点での子ども(0~14歳)人口は、昨年4月の推計値1490.8万人から25.8万人と大幅に減少し、1465万人と史上最少」になったということです。日本の子ども人口は1982年以来41年間減少と一途をたどっています。

 

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