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VRを使えばリアリティを感じられるか?

2022年06月02日

高齢者住宅新聞連載 村田裕之の「シニアビジネス相談室」 第59回

 

SNS220602-2

SAカレッジでもおなじみ、村田特任教授の記事が掲載されています。(以下抜粋)

 

コロナ禍でシニア向けVRサービスが増えているが・・・

コロナ禍以前に旅行市場をけん引していたのは平日でも自由に行動できるシニア層でしたが、コロナ禍の外出自粛で市場が激減しました。国内旅行市場は回復の兆しが見えますが海外旅行市場の回復にはまだ時間がかかりそうです。

こうした背景でシニア向けに仮想現実(バーチャル・リアリティ、VR)を使った旅行サービスがいくつか登場しました。

あるサービスでは利用者が行きたい場所を指定すると、業者が現場まで赴き、360度の写真を撮影してデータを送る。ヘッドセットを着用した利用者は自宅にいながら行きたい場所の風景を楽しめる、という具合です。

また、VRによる墓参りサービスも出現しました。依頼があると業者が墓の周辺の風景や、墓参り前後の様子などを撮る。利用者は自宅で自分が墓参りをしているような感覚を体験できるといいます。足腰の弱った高齢者にはコロナ禍と無関係に便利そうに見えます。

 

なぜ、VRではリアリティを感じないのか?

しかし、こうしたサービスで本当に「現実感」を感じられるでしょうか。

一度でもヘッドセット型のVRを体験した人はお分りだと思いますが、実物らしさ、リアリティとは程遠いのが実態です。(後略)

 

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高齢者住宅新聞連載 村田裕之の「シニアビジネス相談室」第59回