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子どもの幸福度があがる!幸せおやつの極意

2022年05月12日

5月10日放送 NHK総合 あさイチ「ツイQ楽ワザ 子どもの幸福度があがる!幸せおやつの極意」に川島隆太教授が出演されました

 

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SAカレッジ校長であり、加齢医学研究所所長、スマート・エイジング学際重点研究センター長、東北大学ナレッジキャスト株式会社 取締役、川島 隆太(かわしま りゅうた)教授が、5月10日放送 NHK総合 あさイチに出演されていました。

番組中では、幸福度をあげる親子でのおやつ作りについての大きなポイントとして、「ほめる」ということをアドバイスされていました。褒められた子どもは、自己肯定感とともに、親子の愛着関係が深まり、子どものストレスも減っていくそうです。

「ツイQ楽ワザ 子どもの幸福度があがる!幸せおやつの極意」

 

他にも川島研究室では、過去に料理にまつわるいろいろな研究をされています。

 

親子のおやつ作りが子どもの脳発達に与える影響の検討

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川島教授は過去の産学連携研究で、親子でのおやつ作りが子どもの脳発達に与える影響についての発表をされています。

1957年に発売された、ロングセラー商品「ホットケーキミックス」。しかし、おいしいものが手軽に手に入る時代になり、売り上げが低迷していた中、マーケティング担当の方がたまたま雑誌に掲載されていた川島教授の記事「ホットケーキを親子で作りましょう」を見て、産学連携による共同研究を思いつかれたそうです。

親子のコミュニケーションにおけるホットケーキ調理の可能性

ホットケーキ調理が働く親とその子のストレスを軽減する 

 

 

朝ごはんを食べる習慣と、 人生を成功に導くこととの関連性が明らかにSNS220512-5

また、過去に川島研究室で行われた研究に、脳の働きを活性化する朝ごはんの機能に着目した、「朝ごはんに関する意識と実態」に関するインターネットでのアンケート調査があります。これは、全国の現役大学生400名と、4年生大学を卒業した会社員500名を対象に行ったものです。その結果、朝ごはんを食べる習慣の有無と、日常生活から大学入試の成果、ビジネスにおける成功との関係性についての研究発表もなさっています。

朝ごはんを食べる習慣と、 人生を成功に導くこととの関連性が明らかに

 

調理による脳活性化の実験

調理による脳の活性化についての実験での指導もされています。定年後の男性を対象にしたこの実験は、ガスコンロやグリルを使用した簡単な調理による生活介入を行いました。この生活介入の前後で、被験者の脳機能計測をし、その結果、調理の習慣が脳機能の向上に寄与することを実証されています。

毎日の簡単な調理習慣が脳を元気にすることを世界で初めて実証!

 

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