プロジェクトを支える研究プラットフォーム

SACプロジェクトを支えているのは、東北大学の複数の大学院研究科、研究所・研究拠点、および大学発ベンチャー企業です。
スマート・エイジングおよびライフサイエンス分野の研究拠点の多くは星陵キャンパスにありますが、生命科学研究科とスマート・エイジング・テストベッドは片平キャンパスにあります。また、医工学研究部門は星陵キャンパスと工学部のある青葉山キャンパスにあります。大学発ベンチャーの株式会社NeUと株式会社CogSmartは東京都にあります。他にもプロジェクトを支える研究プラットフォームとして「大学病院臨床研究推進 センター(CRIETO)」や「東北メディカル・ メガバンク機構」があります。

 

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加齢医学研究所

「加齢」とは、生命の誕生から発達、成熟、老化、死に至る時間軸に沿った現象のことです。加齢医学研究所は、複雑なひとのエイジングのしくみを、分子生物学的手法を用いた遺伝子や細胞の研究から、動物実験による個体レベルの研究、さらにヒトを直接の対象とした研究まで、多階層的な医学研究を包括的に扱っている世界でも有数の研究所です。

 

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スマート・エイジング学際重点研究センター

認知症の予防のためには、加齢に伴う脳の器質的変化を理解するだけでなく、脳の機能的理解と個人個人の人格としての理解が必要です。また、認知症予防が喫緊の課題であることから、最先端の生命科学領域から得られる知見をいち早く社会に実装する必要があります。このためにスマート・エイジング学際重点研究センターを設立し、学内部局・学外組織と連携しながら、認知症予防・治療を飛躍的に推進させていくことを目的としています。

 

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スマート・エイジング・テストベッド

テストベッドとは元々試験台という意味で、転じて新しい試みを行うプラットフォームの意味を持ちます。東北大学片平キャンパスに新たに開設した本テストベッドでは、民間企業との共同研究契約に基づき、市民参加型による商品開発を進めます。テストベッドのメリットは、①市民ニーズを迅速に反映した研究開発・商品化ができる、②若手研究者と年配者との交流が増えて研究の質が上がる、③学術的知見を迅速に反映したサービス提供ができることです。

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テストベッド正面外観

platform-05テストベッド中庭風景

 

医学系・歯学系キャンパス

医学系・歯学系研究科は星陵キャンパスにあり、多くの研究機関とあわせてライフサイエンス分野における国内最大級の産学共創体制を構築しています。

 

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感染症共生システムデザイン学際研究重点拠点

新型コロナウイルス感染症の問題は、もはや生命科学だけの問題ではありません。ニューノーマルを先導する東北大学が異分野の知を結集するために「感染症共生システムデザイン学際研究重点拠点」を20年8月に設立しました。感染症と共生し、レジリエントな社会を構築するためには、大学の総合知×異業種企業との共創が求められます。

 

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東北大学発ベンチャー企業

東北大学では産学共創の研究開発による実用化促進を図るとともに「東北大学発の研究成果」を活用した起業を推進するため、世界最高水準の独創的な研究開発を支援し、その成果を新産業の創出につなげるため、東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社(略称:THVP)とともに、イノベーションの源泉となる大学発ベンチャー企業への投資及び事業支援を展開しています。
スマート・エイジング分野では、2017年8月に東北大学加齢医学研究所 川島研究室の「認知脳科学知見」と、日立ハイテクの「携帯型脳計測技術」を融合して、株式会社NeU(ニュー)を設立しました。
また、2019年10月に東北大学加齢医学研究所 瀧研究室の「脳画像研究の医学的知見及び研究成果」をもとに、「認知症にならない健康脳づくり」 「生涯健康脳」の社会的な普及を目指す株式会社CogSmartを設立しました。

 

 

株式会社 NeU


東北大学加齢医学研究所 川島研究室の「認知脳科学知見」と、日立ハイテクの「携帯型脳計測技術」を融合して、新会社「NeU(ニュー)」が2017年8月に誕生しました。長年培った脳科学の知見と技術を軸に、社会のさまざまな分野で人に フォーカスしたソリューションを展開し、脳科学の産業応用により人々の Quality of Life の向上をめざしています。

 

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株式会社CogSmart

 

株式会社CogSmart は、東北大学加齢医学研究所発の医療・ヘルスケアサービス企業です。最新の医学的知見及び研究成果をもとに、「認知症にならない健康脳づくり」「生涯健康脳」の社会的な普及を目指しています。具体的には、「将来の認知症患者の抑制」「来たるべき超高齢化社会における健康寿命の延伸」「社会保障費(医療費・介護費)や社会的コストの抑制」などの実現を目指していきます。

 

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